シアターマネジメント

大学の講義で、シアターマネジメントという講義をとっています。


新国立劇場でオペラ上演の企画運営の担当者が講師で、オペラや劇場の歴史、製作過程など、舞台技術のマネジメントついて学ぶことが出来ます。伝統文化には携わっていたものの、舞台芸術にはあまり詳しく無かったので、とても勉強になっています。


その講義で、新国立劇場のオペラ公演の最終通し稽古(ゲネプロ)を見学する機会をいただきました。オーケストラの服装以外は本番そのままのリハーサルで、賛助会員などの関係者には公開しているもののようです。


演目は「ルサルカ」。実は、オペラを見るのは初めてだったのですが、すっかり別世界に引き込まれました。とても豊かな気持ちになり、ファンになって何度も見に行く人の気持ちがわかります。その舞台装置の規模、出演者の数に驚き、歌舞伎などの日本の伝統芸能と違って、商業ベースに乗らないのは仕方ないと実感しました。


また、舞台をやっていない日には、劇場の見学をさせていただきました。奈落、舞台セット、舞台裏など、オペラの仕組みがよくわかり、前回のゲネプロ見学と合わせて2倍楽しむことができました。


もっとオペラについての知識を深めていきたいです。