沖縄番外編⑴

   南城市ヒアリングも無事終わり、一応調査事項は終了。 今回の調査旅行は行程も長く、台風の影響で無事に進行するか不安もあったせいか、調査が終わると非常にほっとし、その日の夜はオリオンビールがすすんでしまった。残り2日は、文化財を中心に見つつも、主人が沖縄を訪れるのが初めてということもあり、普通に観光することにした。


  次の日は、古宇利島、今帰仁城跡、美ら海水族館などの北部を巡ることに。


  まず、古宇利島へ。海の中を道路が通っていて、車で行くことができる。走っていて気持ちがいい。


島には、これといった観光地があるわけではないが、島に伝わる信仰に関わる場所が数多く息づいている。また、最初に人間が住んだ島と言われており、その人間の男女が祀られている。小さな浜に降りてみると、海がとても綺麗だった。


  次に、今帰仁城跡へ。今帰仁城跡は、三山時代の北山の王の居城。


スケールが大きく、また、城跡から綺麗な海が見渡せて、とても迫力があった。沖縄のグスクには、御嶽を始め複数の拝み場があり、今も信仰心の篤い人たちがお参りに来ている。


  次に、美ら海水族館へ。これは、主人の希望で来たのだが、期待以上に良かった。特に、イルカ観測会というイルカをまじかで見ることのできるイベントに参加したのだが、イルカがとても可愛らしく、癒される。大水槽を眺められるレストランもあり、ずっと眺めていたい気分だった。


  その日は、那覇まで戻り、那覇泊。夜、友人に勧められた居酒屋に行ったのだが、となりの席のおじさん2人に声をかけられ、一緒に飲み、楽しい時間を過ごすことができた。