現地調査⑥ 上越市へ⑵

   上越市2日目。
   午前中は直江津文化財を中心に見て、午後は教育委員会からヒアリングである。


   今日は国分寺などのある地区へ行くことに。現在の国分寺上杉謙信によって再建されたものだそうで、本来の位置はまだわかっていいないそうだ。また、親鸞聖人が流罪にあい、上陸したと言われる場所があり、周囲にはいくつもの親鸞ゆかりのお寺や神社がある。


   まず、国分寺や周辺の寺社を見てから、親鸞上陸の地へ向かう。住宅地を抜けていくと、やがて、道の向こうに淡い色の海が見え始める。白い砂浜が広がり、海水浴場にもなっているが、どことなく寂しい雰囲気。


   午後、教育委員会の入っている教育プラザへ向かい、担当の方からお話を伺う。上越市では、新幹線の駅予定地の近くに古墳が見つかり、市としてはその整備が一番の優先課題のようであった。


   ヒアリングを終え、バス停で地元のお祖母さんと立ち話をしたのだが、高田は昔賑わっていたが今は静かだという話をされていた。昨日訪れてみて、高田の中心市街地の空洞化は本当に深刻だと感じた。


   直江津駅に戻り、くびきの号で新潟へ向かう。途中、海岸線をとおり、今日も素晴らしい夕日が眺められた。2時間ほどで到着。


   明日の佐渡行きに備えて早く寝る。