哲学者の先生とお話

 お仕事で、元北海道教育大学学長の村山紀昭先生とご一緒する機会がありました。

 4月から文化政策を学びに留学するんです…というお話もしたところ、色々なアドバイスを頂きました。

 先生からは、まず、せっかく大学院に行くのだから、政策論ばかり勉強するのではなく、本質的な学問をせよ、というお話をいただきました。
 また、狭義の「高等文化」だけではなく、教育も含めて、広い意味での文化を捉えよ、というお話も頂きました。
 そして、経済と戦い、そして勝たなければならないということ。
 他にも、仕事をする上での心構えなど、沢山の示唆をいただきました。

 こう書くと、とっても真面目に話しているように思われそうですが、実際は、お酒を飲みながら、本当に楽しくお話していたのです。
 今考えると、哲学者で、文化に関する著作もおありの先生に、文化についてずけずけと語ってしまって、お酒が入っていたとはいえ、大変恥ずかしいです…。でも、こういう話がざっくばらんにできることが、幸せだなあと思います。

 10年後、もっときちんと先生と文化について語れるようになりたいです!