町並み保存連盟関東ブロック大会

東京芸大で開催された、町並み保存連盟関東ブロック大会に参加しました。

歴史が生きる町の安心安全がテーマで、谷中、真壁、佐原、桐生、小田原からの発表とパネルディスカッションという、充実した内容でした。


その後、NPO法人たいとう歴史都市研究会の方のご案内で芸大キャンパス内のミニツアーをしつつ、懇親会場へ。

文化庁時代にお世話になった方々との再会、各地で町並み保存や文化財保存に携わっている方々との出会いがあり、とても充実した時間でした。
文化財保護、町並み保存やまちづくりに関わっている方々は、本当に熱く、フレンドリーです。
私が文化財保護に携わりたいと思うのも、「携わっている人が好き」という理由も大きいな、と実感しました。

また、経済学や社会学の立場で文化財の意義を研究されている方々ともお話させていただき、なぜ文化財保護が必要なのか、を真剣に考え、答えを出すことは、仕事をして行く上で避けて通れないということも感じました。

また、以前文化庁でお世話になった方々との会話が印象に残りました。
その方は、文化庁の専門家のトップをされていた方なのですが、私がこれまで参加したシンポジウムには必ずと言っていいほど参加されています。
実際に町並み保存に関わっている方と膝を付き合わせて話すことを本当に重視されているのだと感じます。決して単なる権力行政になってはいけないということ、お互いの立場を理解し合うよう努めて、思いやりを持って行政を進めて行くこと。
文化財保護の分野かどうかに関わらず、常に忘れてはいけないことだと改めて感じました。

常に心に留めておけるように記しておきます。


素晴らしい時間に感謝です。